« 川瀬武夫(1976).「Connotationにかんする基礎理論素描」を読む(『フランス語学研究』) | トップページ | H.Rubensten(1951).「The Recent Conflict in Soviet Linguistics」を読む(『Language』) »

2018年6月 6日 (水)

E.D.Kuhn(1999).「'I Just Want to Make Love to You': Seductive Strategies in Blues Lyrics」を読む(『Journal of Pragmatics』)

まだ研究の第1段階の論文とのことですが非常に面白く読みました。この論文の情報は.以下の通りです。

 

Kuhn, E. D. (1999). ‘I just want to make love to you’: Seductive strategies in blues lyrics. Journal of Pragmatics, 31 (4), 525-534.

 

概要

ブルースの歌詞に見られる求愛という発語行為及びその直接性を和らげる働きをする言語方略(hedgesflatterydownplayerspromisesreasonsなど)が分析されています。作詞家に実際にインタビューなどをしており、歌詞内の求愛という発語行為及びそれを取り巻く言語方略はhigh-cost real-life requestsと同一のものであるという立場に立っています。著者は今後の研究方向として、異なる時代・異なる地域・異なる社会背景・異なる性別の歌手の歌詞における求愛発語行為及びそれを取り巻く言語表略の違いを調査すること、歌詞の中に現れる求愛以外の発語行為(よりを戻したいと頼む、別れるのが嫌だとせがむ、など)の分析、が挙げられていました。

|

« 川瀬武夫(1976).「Connotationにかんする基礎理論素描」を読む(『フランス語学研究』) | トップページ | H.Rubensten(1951).「The Recent Conflict in Soviet Linguistics」を読む(『Language』) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 川瀬武夫(1976).「Connotationにかんする基礎理論素描」を読む(『フランス語学研究』) | トップページ | H.Rubensten(1951).「The Recent Conflict in Soviet Linguistics」を読む(『Language』) »