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2018年5月29日 (火)

C.Painter,J.R.Martin,& L.Unsworth(2014).『Reading Visual Narratives:Image Analysis of Children's Picture Books』を読む(Equinox)

絵本の分析方法が選択体系機能文法に則って豊富な例と共に示されています。

 

Painter, C., Martin, J. R., & Unsworth, L. (2014). Reading visual narratives: Image analysis of children’s picture books. Sheffield, England: Equinox.

 

感想

英語教員の中には絵本を英語の授業に使いたいと考えている人もいると思います。本書は、絵本の絵を分析するための視点、絵の情報と言語情報を結びつける方法が体系的に示されているため、教材研究の方法に非常に役立つと思います。また、面白い絵本もたくさん紹介してあり、情報リソースとしても非常に価値があります。ただし、3つの言語メタ機能やプロセスなど選択体系機能文法の基礎知識があった方が理解が進むと思います。絵本の構造について非常に深い洞察を得ることができる一冊です。

 

本書は、5つのセクションから成り、導入のセクションの後、主に絵の情報に着目しながら、絵本における対人的メタ機能、観念構成的機能、テクスト構成的機能の3つのメタ機能が解説されます。そして、最後のセクションで絵の分析と言語分析を関連付けた統合的分析が扱われます。

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