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2007年9月20日 (木)

早瀬尚子・堀田優子(2005).『認知文法の新展開:カテゴリー化と用法基盤モデル』第8章を読む(研究社)

タイトル:認知言語学的手法再考

感想:この章では認知言語学の手法の今後の課題点などが述べてありました。挙げられていた点として、(1)母語話者の直感に拠った文脈自由なデータをかなり活用している点(生成文法の手法をそのまま踏襲してしまっている)、データと直感の乖離を説明できていない点、プロトタイプの在り方における問題点、プロトタイプと習得順序のずれ、コーパス言語学との更なる相補的関係の構築、などがありました。Hopperという研究者の意見で、プロトタイプ・モデルよりも家族的類似性に基づいた議論が必要であるというものがありましたが(p. 183)、とても面白く思いました。また、ジャンルという問題もなかなか難しいようですね。

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早瀬尚子・堀田優子(2005).『認知文法の新展開:カテゴリー化と用法基盤モデル』第7章を読む(研究社)

タイトル:形成されるカテゴリー:言語獲得の観点から

感想:この章では、Tomaselloによる言語習得理論の解説、「動詞の島」仮説、「構文の島」現象、Usage-based syntactic operation、スキーマ抽出のプロセス、母語話者選択の謎、などが扱われていました。全体的にTomaselloによる議論の解説のようになっており、この考えがLangackerの用法基盤モデルと両立し、かつこの考えを補強するものとして提示されていました。とても面白い章で、僕としては本書の中で一番好きな章です。Tomaselloの考えを簡単に知る上でもよいと思いました。用法基盤モデルはかなりの説明力があることを実感しました。

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2007年9月14日 (金)

早瀬尚子・堀田優子(2005).『認知文法の新展開:カテゴリー化と用法基盤モデル』第6章を読む(研究社)

タイトル:変容するカテゴリー:通時的観点から

感想:この章では、タイプ頻度に影響されてどんどんとカテゴリーが拡張してきたway構文、トークン頻度の低下により衰退してきた二重目的語構文、他の構文形式(知覚動詞構文)との類推によってカテゴリーを拡張してきたhave構文、全く新しい文法カテゴリー創発としての擬似モーダルが扱われていました。前章の共時的現象だけでなく、通時的現象についても用法基盤モデルは力を発揮することが示されていました。それにしても、本書はとても事例が面白いです。

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早瀬尚子・堀田優子(2005).『認知文法の新展開:カテゴリー化と用法基盤モデル』第5章を読む(研究社)

タイトル:創造的カテゴリー:共時的観点から

感想:この章では複合語(~触り)と混成語(~(er)atiと~チック)の中でどのように新たな表現が生み出されていくかを記述していました。やはり、頻度、スキーマ、類推などが大きく関わっているようです。また、パロディ表現についても扱われており、これも話者が過去の表現に基づいたスキーマを現在の情況に合わせて抽出し、それを少しアレンジすることで創造されるということも示されていました。事例がとても面白かったです。

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2007年9月 9日 (日)

M.ヤグェーロ(1984/1990).『言語の夢想者 十七世紀普遍言語から現代SFまで』第2章を読む(工作舎)

タイトル:夢想家の肖像:言語に憑かれた人々の系譜

感想:この章では普遍言語を探求した人々の特質とこの行為の特徴を簡単にまとめつつ、今まで普遍言語の探求においてどのような妄想が提出されてきたかが列挙してありました。実にいろいろな妄想が提案されてきたことが分かります。これは「原始言語へのノスタルジー」(p. 42)に動機づけられているものだと著者は主張しています。普遍言語探求とは失われ詞楽園の探求であり、統一性への夢とも述べられていました。言語学における言語論とはまさに別の言語論が様々に紹介してあり、とてもおもしろかったです。

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2007年9月 8日 (土)

M.ヤグェーロ(1984/1990).『言語の夢想者 十七世紀普遍言語から現代SFまで』第1章を読む(工作舎)

タイトル:言語の創造的神話:言語を規定する世界観の変遷

感想:この章では、普遍言語(空想言語)というものは、ユートピアという他所の歴史の中に組み込まれ、その中で空想されてきたということが示されていました。事実、空想言語というのは新世界や地球外世界の発見、思想史、宗教、神話、イデオロギーの発展と密接に関係していることが示されていました。やはり言語というものは人間にとって重要な問題なのですね。

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早瀬尚子・堀田優子(2005).『認知文法の新展開:カテゴリー化と用法基盤モデル』第4章を読む(研究社)

タイトル:用法基盤モデルにおける文法知識の形成

感想:この章では、学習者の文法がどのように形成されるのかを用法基盤モデルの枠組みで議論しており、様々なものがその形成に関わっているようです。本章ではまず創発という概念を導入します。この概念は生得説と経験説の対立を超えるものとして導入されており、「局所的・部分的要素が多数集まることで、その部分の持つ性質や志向性を単純に足し合わせたものとは質的に異なる、複雑な秩序やシステム構造が全体において立ち現れる現象」(p. 76)と定義されています、この場合、構造は「馴染みのあるプロセスから生じた副産物」(p. 76)と考えられるようです。つまり、文法は創発構造としてみなされています。用法基盤モデルでは、頻度効果というものが重要になってくるようで、トークン頻度とタイプ頻度というものが紹介されていました。両者は定着度に影響を与え、その定着度が認知処理様式にも影響を与え始めるそうです。トークン頻度は、そのタイプ表現が固定表現として確立している度合いと関係し、古い構造をとどめる保守化効果(規則活用対不規則活用、原形不定詞対to不定詞、疑問文形成、2つの否定形式が例として挙げられていました)と音声や意味が変化する縮約効果(be supposed to、don't縮約が例として挙げられていました)を持つとされていました。タイプ頻度は、スキーマ的表現の適用範囲の広さ(生産性)に関わり、例えば規則動詞と不規則動詞は同じネットワーク上でのスキーマ(パターン)の定着度の強弱の違いとみなされます(生成文法では規則動詞は規則に関わり、不規則動詞は語彙部門に関わるとされてきました)。さらに、スキーマの競合と可変性を示す事例として強変化動詞が扱われ、類推の事例として-er名詞が扱われていました。具体例がとてもおもしろく、英語の授業などでも小咄程度に使うと効果的かもしれないなと思いながら読みました。

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M.ヤグェーロ(1984/1990).『言語の夢想者 十七世紀普遍言語から現代SFまで』序章を読む(工作舎)

ヤグェーロ,M.(1990).『言語の夢想者 十七世紀普遍言語から現代SFまで』(谷川多佳子・江口修(訳)).工作舎.(原著は1984年出版)

この本を読み始めました。最近の読み物は少し英米系のものに偏っていて、少し時間もありそうなのでリフレッシュメント的な目的も兼ねて読み始めました。

感想:まだ序章なので、本格的な議論には入りませんが、本書は普遍言語創造を夢見てきた人々の著作を振り返り、言語に潜む神話、夢、狂気などを議論していくことを目的とした、いかにもフランス系らしい研究です。研究材料としては、(1)言語の起源と本質に関する理論、(2)お伽噺めいたものであれユートピアを目指したものであれ、意図的に構想された空想言語、(3)実際に用いられている言語と同等の価値を持つと主張する、あるいは当然のこととしてその価値を要求する無意識裡での言語行為(異言や外国語がかり)、が取り上げられるといいます(p. 19)。

「言語に憑かれた者達は何よりもまず狂おしい恋をする人達です。他者のものであってこそ自分のものとなるものを愛しながら、自分だけのものとしようとするのですから。」(p. 20)

かっこいいですね。やはりフランス系の言語論は英米系の議論にはないこういった特徴があるから、とても好きです。バンヴェニストの「かくして言語の根本的に矛盾する本質が現われる。個人に内属すると同時に社会を超越するという本質が」という言葉も註に引用してありました。これからどういった議論がなされていくのかとても楽しみです。

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2007年9月 7日 (金)

早瀬尚子・堀田優子(2005).『認知文法の新展開:カテゴリー化と用法基盤モデル』第3章を読む(研究社)

タイトル:用法基盤モデルの諸側面

感想:このモデルでは、私たちの言語知識をなるべく忠実にかつ包括的に示そうとし、結果中心事例も周辺事例も研究対象となるとのことです。言語構造は具体的発話事態から徐々に抽出されるものとされ(ボトムアップ)、他者の発話経験の産物であるとみなされます。文法は、発話時の場面、文脈、社会背景も取り込んだ、他者との相互作用の産物とのことです。Langackerは、言語は一般認知能力に還元できると考えており、比較、抽象化、定着、合成、連合がそれに該当します。最初の3つは言語知識の形成に関わり、合成は既存の表現を組み合わせて新たな言語表現を作り出す点に、連合は言語(または文法)という意味と形式のペアの理解と創造に関わります。また、文法を記号の体系として位置づける点、プロトタイプとスキーマの位置づけや形成について説明してありました。各点についてそれほど立ち入った議論はせず、まず用法基盤モデルを大まかに記述することを目的としているようです。すごく読みやすくて、このモデルの理解にはとてもいいのではないでしょうか。

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早瀬尚子・堀田優子(2005).『認知文法の新展開:カテゴリー化と用法基盤モデル』第2章を読む(研究社)

第1章については、以前の日記に書いていますので、ここでは第2章について。

タイトル:用法基盤モデルの理論的背景

感想:この章では、生成文法を代表とする従来型の言語研究をミニマリズム、還元主義、トップダウンという三つのキーワードで記述した後、これと比較対象する形で認知言語学を記述していきます。二日言語学では、子どもがどのように文法知識を完成させるのか、そのプロセスに興味があるようです。また、どうしても後天的には習得できないと結論づけざるを得ない場合のみ、先天的文法能力と考えるようにしているとのことです。認知言語学は、刺激の貧困説の懐疑、能動的な文法構築者としての学習者、一般認知能力や学習プロセスという範囲内ので議論、といった特徴を備えた言語観とのことでした。まとめ方はかなり典型的とも言えますが、非常にコンパクトに書かれており、おすすめです。

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イギリス留学終了に寄せて

さて、前回の日記にて、イギリス留学記は終わりです。一年と少しの間でしたが、読んでくださった方、本当にありがとうございました。

しかし、このブログ自体は続けていきたいと思います。そして、タイトルもこれまでの『英語教育学・文学理論・言語理論の接点でもがく研究者のイギリス留学記-青春最後の1ページ』から、『英語教育学・文学理論・言語理論の接点でもがく研究者の読書日記-エクリチュールの気まぐれ』というタイトルに変更したいと思います。

今後は、毎日更新するということはありませんが、今後も読んで頂ければ幸いです。

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2007年9月6日木曜日

大移動2日目。台風の影響を受けることなく、無事に帰国することができました。そして、時差ボケの予感。。。

今日の移動:

●ルフトハンザ航空で、関西空港に到着。

●通貨を変えたりしつつ、大阪駅まで関空快速で移動

●智頭急行にて、大阪駅から鳥取駅へ移動

●タクシーで実家に到着

今日のエンターテイメント:

●大阪で友達に一年半ぶりぐらいに会いました。仕事の合間にきてくれて、一緒に昼飯を食べました。楽しかったです。

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2007年9月5日水曜日

大移動の日、一日目。少し感傷的になるかなあと思っていたんですけど、ばたばたしていてそんな感じにはなりませんでした。朝5時にひっそりとランカスターを去ったんですが、それはそれで風情があったり。

今日の移動:

●The Graduate Collegeのポーターに部屋の鍵を返却

●タクシーでランカスター駅へ移動

●ランカスター駅からマンチェスター空港駅まで移動

●ルフトハンザ航空のデスクでチェックインして、ドイツのフランクフルト空港へ移動

●再び、ルフトハンザ空港で関空へ向けて出発

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2007年9月 5日 (水)

2007年9月4日火曜日

ランカスターで丸一日を過ごすことができる最後の一日。今日は朝から荷造りや郵便局へ行ったりと大忙しでした。

今日のエンターテイメント:

●日本からディスタントで来られている先生とPizza Republicにて一緒にお茶をしました。日本人のデパートメントの先輩も一緒でした。色々とお話することができて楽しかったです。

●夕方に、日本人の先輩とEAPコースからの知り合いの日本人の方とキャンパス内の中華料理屋へ行き、その後Pizza Republicにて一緒にお茶をしました。とても楽しいイギリス最後の夜になり、よかったです。また日本でお会いしましょう。

●最後にキャンパス内を一人でお散歩。このキャンパスでもいろいろありました。

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2007年9月3日月曜日

今日は午前中はタウンへ買い物に行きました。お土産を頼まれたので、それを買いにいくことが目的でした。そして、家に帰り、荷造りなど。いざはじめるとなかなか大変です。

今日のエンターテイメント:

●コースメイトとWater Witchにて最後の飲み。今日は台湾人の友達も加わりました。とても楽しく飲むことができました。Water Witchの後は、台湾人の友達とRevolutionへ行き、更にもう少し飲んで、タクシーでキャンパスへ帰ってきました。とても楽しかったです。

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2007年9月 3日 (月)

2007年9月2日日曜日

今日も雨が降っていてあまりいい天気ではありませんでした。明日から、EAPコースBというものが始まるようで、今日は多くの人がランカスター大学にやってくるようです。一年前のこの日曜日に僕もランカスターへやってきました。

今日の読み物:

早瀬尚子・堀田優子(2005).『認知文法の新展開:カテゴリー化と用法基盤モデル』.研究社.(第1章:カテゴリー論の展開)

感想:カテゴリー論の背景としていつも議論される事柄が大変うまくコンパクトにまとめてありました。僕自身、関連した議論を整理することができたと思います。アリストテレスに端を発する古典的カテゴリー観の説明、古典的カテゴリー観の反例(Roschによるカテゴリーの心的表象の研究、Wittgensteinによる家族的類似の概念、Labovによるファジーな境界の研究、Berlinらによる焦点色の研究、Lakoffによるヘッジ表現の研究、カテゴリーの可変性(アドホック・カテゴリーも含む))、プロトタイプ理論、基本レベル、放射状カテゴリーの説明と問題点(アドホック・カテゴリーを説明できない、実際に行われているカテゴリー判断が説明できない、放射状カテゴリーのプロトタイプが心理的実在性に裏打ちされていない、カテゴリー境界の可変性が説明できない、という点)がなされていました。ここまでが背景的な事柄になるようです。ヘッジ表現のプロトタイプ理論からの考察(p. 19)、基本レベルの特徴の列挙(知覚、機能、習得の問題など)(p. 24)など、非常に面白かったです。また、プロトタイプ理論を越えるものとして、スキーマに基づくカテゴリー観(Langackerにyる用法基盤モデル)が導入されます。この考えでは、プロトタイプに基づくカテゴリー化(拡張など)とスキーマによるカテゴリー化を相補的に用います。両者は一つの統合現象の異なる側面なのだそうです。このアプローチの利点として、(1)ペンギンはスズメよりも鳥らしくないが、確かに鳥であることには間違いないという二つの直感を満たすことができること、(2)カテゴリーの拡張を動的に捉えることができること、(3)多義と単義を段階性を持ったものとして扱うことができること、(4)多義と同音異義を段階性を持った一つの現象として扱うことができること、(5)慣習化の程度だけでなく、コンテクストの影響も自由に取り込むことができること、(6)意味の関係性を距離に反映させることができること、(7)様々な抽象度のスキーマや具体化を位置づけ、扱うことができること、が挙げられていました。最後に、このモデルを音韻モデルに応用して、本章を締めくくります。Langackerのモデルでは、音素、変異、自然類など、すべて抽象度が異なるスキーマとして扱うことができます。そして、プロトタイプからの拡張という考えも音韻分析で応用されています。この章は、認知文法の考え方の非常にいい導入の章ではないでしょうか。

今日のエンターテイメント:

●隣町に徒歩で日本人の学部の先輩三人とランチを食べに行きました。スープとソーセージを食べましたが、とても美味しかったです。割引もしてもらってラッキーでした。

●おなかが一杯になったので、キャンパス内を三人で散歩。色々な話ができて楽しかったです。

●夕方からは、台湾人の友達が夕食会を開いてくれました。今日は彼女たちとの最後の食事ということもあり、いつもより多めにワインを飲みました。とても楽しかったです。

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2007年9月1日土曜日

今日は天気はあまりよくない一日でした。

今日のエンターテイメント:

●EAPコースのときの友人たちとキャンパス内のパブで飲みに行きました。いつもいくGrad Barが臨時休業していたので、Bowland Barへ場所を変更。色々な話ができて、楽しかったです。

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2007年9月 1日 (土)

2007年8月31日金曜日

昨夜は旅の疲れで快眠。そして、今日は僕の29回目の誕生日でした。特にいつもとあまり変わらぬ日で、誕生日っていう自覚はそれほどありませんでしたが、イギリスで二回目の誕生日となりました。午前中は、セインズベリーにイギリス滞在期間中最後の食料の買出しに行きました。

今日のエンターテイメント:

●今日は台湾人のある友達と一緒に午後お茶を飲みました。悲しいですが、お別れです。

●夕方からは同じデパートメントの先輩方とWater Witchへ夕食&飲みに行きました。別に誕生日ディナーっていうわけではなくて、むしろ一緒に飲みに行った日がたまたま誕生日だったという方が本当のところなんですけど。これで、Water Witchの料理も食べ収め。今日も相変わらず美味しかったです。また、同じパブにこの前ケンブリッジでお世話になったコースメートも偶然来ていて、びっくりしました。その後、場所をPenny Bankに移し、キャンパスへ帰ってきました。キャンパスでは僕の部屋でお茶も4時半までお付き合いいただきました。どうも、長々とお付き合いいただきありがとうございました☆また日本でお会いしましょう☆

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2007年8月30日木曜日

今日は旅の最終日。ホストファミリーと別れ、ランカスターへと帰ってきました。夜はものすごく爆睡。

今日の作業:

●各方面へメールの送信。かなり溜まっておりました。

今日のエンターテイメント:

●ホストファミリーと別れた後、ケニルワースからコベントリーへ出て、コベントリーを散策。街はかなり様変わりしていて、発展していました。かつて買い物を楽しんだ場所を探すのに結構苦労しました。

●電車で、コベントリー→バーミンガム・ニュー・ストリート→ランカスターと帰ってきました。

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