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2006年10月19日 (木)

2006年10月17日

今日から留学生のためのリスニング講座に参加しました。気分が和んでいい感じでした。まさにCommunicative Language Teachingそのもので、クラスメイトとたくさんおしゃべりをしたり、一緒にタスクをしたりと楽しかったです。まさに原点とでもいうべきでしょうか。

今日の授業:

Language Test Construction and Evaluation: Evaluate test items

今日の読み物:

Milroy, J., & Milroy, L. (1997). Varieties and variation. In F. Coulman (ed.), Handbook of sociolinguistics. Oxford: Blackwell.

感想:社会言語学における変異の研究がどのようなことをしているのか広く知ることができました。もちろんハンドブックですので、それぞれに深入りをすることはありませんでしたが、大体のイメージをつかめたのでよかったです。また、社会言語学におけるデータの数量化の重要性の議論は面白かったです。quantitative social dialectologyという名称を初めて知りました(まだまだ勉強不足ですね)。

Trudgill, P. (1983). On dialects. Oxford: Blackwell. Chapter 8 (Acts of conflicting identity: The sociolinguistics of British pop-song pronunciation)

感想:ビートルズは言語学的にもすごい影響を与えたことが社会言語学的に示されていました。以前のポップシンガーはアメリカのアクセントや発音(とイギリス人歌手が思っているもの)を歌に盛り込んでいましたが、ビートルズ以降イギリスアクセントや発音がキープされるようになり、更にパンク音楽ではworking classの特徴が歌に盛り込まれるという現象が起きているということが明らかにされました。歌手自身が歌唱時にどのコミュニティーに自らを同一化させたいか、ということによって歌の歌い方が変化するようですね。とても面白かったです。

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